2003/3/11
ああ、そうそう…
「AON」の打ち切りは私も衝撃だったぞ。(いつの話をしている)
ところで、冬休みにドイツでみかけたもの
ドイツ版
バスタード
キャプテン翼
バガボンド
ジャンプ(現地名BANZAI)
ちょビッツ
神秘の世界エルハザード
攻殻機動隊
エヴァンゲリオン
へんなエロアニメ
最終兵器彼女
あとは色々。
ちなみにキャプテン翼は日本名/地名はそのままでした。
「Wa....Wakashimazu!」とか印刷されてた。
ちなみにいいのかドイツ、バスタードの翻訳なんて無責任なことして。ちなみに20巻まで刊行されてたからすぐにネタがつきちまうぞ。
さて、ここでご紹介するのはドイツ版ジャンプ「BANZAI」。
掲載順
CREWMAN (ドイツ人の漫画家らしい。)
なにか「キャプテン」か「コミックガイア」
でも購読していたのかと思うほど懐かしいかほり…
ジャンプってカンジじゃないな。
遊戯王
(かなり初期、カードバトル黎明期)
DNA2
(ことみちゃんでエロエロ)
ちょっとだけ帰って来たアラレちゃん
(Vジャンプでやってたやつね)
ナルト
(ハクが死んだところあたり)
ハンター
(キルアの一回目ハンター試験中あたり)
シャーマンキング
(シャーマンファイト始まろうとしている所)
ちなみに看板の「ふんばりボウル」とか街の背景までドイツ語に訳してくれている。
巻末
日本の紹介でなぜかウォシュレットを紹介。そんなにめずらしいのか?まあ昨日「トレビの泉」で紹介されていたウォシュレット開発秘話は笑い死にしたけど。
あとは漫画の読み方(右から読む)も丁寧に解説されている。
値段は5ユーロで全部白紙印刷。(色つき再生紙でない)だいたい2話ずつ掲載されている。
総括:どこの言葉で読もうが桂漫画はエロいということ
というわけで日本に話を戻して
ジャンプ15号
■こち亀
って海外に輸出できそうにない
(まあでもイタリアで「いなかっぺ大将」が大ウケした例もあるのでいちがいには言えない)それにしても過去話の先週の奴はあきれ返ったけどそれに比べればまだマシなのかなぁ。とにかくギボシ家は出しゃばって来ないで欲しいわけなのだが。
■ワンピース
ロビンさんが出てるときは癒されます
■ナルト
そのアイテムはいくらなんでも呪われております。
お寺で供養することをオススメします。
マジレスすると「悲しい思い出」前提ありきが全面に出すぎて非常に予定調和的。弟と恋人が死んだという過去から今後どういう過去話が展開されるか、読者が明確すぎる程予想でき、その通りのコマが展開されるから感動どころか失笑さえしてしまうんだな。まあ前からそうなのですが。
■シャーマンキング
正直ウケました。こういうアホアホしいの大好き。
ところであのメガネ描写はテレバイダーからインスパイアされてるのか?
■アイシールド21
栗田あいかわらずかわいいなあ。シュークリームたべたい。前にやってたモン太の話は正直、共感しまくりだったよ。いや、私はスポーツはてんでダメだけど多かれ少なかれああいう曲がり道をくねって今の自分がある、それが素敵なことなんだって思えるまでいっぱい色んなことあるんだよね。
正直、子供のうちにバイエルンの練習なんか見たら影響力ありすぎて怖い。住宅街の真ん中にあるから毎日のように
見に行ってるであろうチビッ子を沢山見かけたが、やっぱあの中から色々な経路を辿るフラグがいっぱい立ってるんだろうな。
■よみきり
一芸はともかく少年誌ということでムリヤリ主人公を少年にしたような気がする。青年誌の方がいいのかもしれないと思うのだが。
■ボーボボ
一つだけ忠告しておく。ここ行って笑い死ぬなよ。
♪ボーボボボボッボ…(ステージ1の音楽)
↑これってボサノバとかかけてるのか??
コナミ、ハジケすぎ!!!
■遊戯王
バクラ(悪)ってなんか憎めないというか絵的なカッコよさを感じるんだよな。むしろバクラ(表)が嫌い。
「千年リングの力を取り込んだオレ様の力は無敵だ!!」
どうですか、普通の生活をしていたら一生言わないであろうセリフまわしの数々!!
■いちご
どうでもいいがさつきのパンツが少しババくさく年相応でない。
どこぞの「ねぎま!」みたいにスイカ口した赤面でくまちゃんパンツを見せつけろとまでは言いませんか。パンツのなんたるかはこれをお手本に。
■ウルトラレッド
なんかこの雰囲気、ボンボン坂描いてた人が魔女っこものやってた時、突然天下一武闘会方式になって打ち切られた時に似ている
■ジョジョ
エンポリオがこのあと失禁しそうな気がする
…は、はいっ!ぼくの予想的中率は50ぱーせんとくらい、です!
(アナスイ死亡がほぼ確定したので5ぱーせんとあっぷ、です!)
ところで岸辺露伴先生はこの時代「ピンクダークの少年」1500回記念とか迎えておられるのだろうか。
■ジャガー
こういうカコイイんだか不思議なんだかわからない異名を
ジャンプ作家陣で構成してみようと思ったらあんまり出て来ませんでした。
ところでAONは海外でも出版されるのだろうか。このままでは終われません。
ところで今さらだが衝撃的な打ち切りをくらった(自滅??)AONについてだが、最後のチャンスだったのにとか言ってる時点でちょっとネガティブすぎんだよ。何しろ連載一回目からネガティブ側面から入り込もうとしてるし、あげくの果てには幼稚園で子供と遊んでいるのは「バーチャルであってリアルでない、リングこそオレの現実」と来たもんだ。少年らしいポジティブファクターが完全に欠落しているのはアンタの方じゃないか。子供を出せば少年漫画というわけでないんだよ。少年漫画の良さはがむしゃらに前向きで少年に多かれ少なかれバカで無鉄砲な力強さと希望を与えるパワーじゃないのか?
というわけで私としては遊戯王って海外で出版されててもしっくり来るというか、あらためてキャッチーな「マンガ的画力」をキープしているのがエライなと再確認したのデス遊戯ボーイ。
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■注釈
■AON
その衝撃的な打ち切りは日本中を震撼させた!(おおげさ)なんてことないプロレスマンガなのだがとにかく作者のガケっぷち感が伝わってしまったマンガ。きわめつけは最終回の巻末コメント
「ラストチャンスだったのにつまずき転ぶばかりで最悪でした。このままでは追われません。」という自爆的なもの。まあジャンプは打ち切り作家に非常に厳しく(AONの作者は連続3回打ち切られている)きっともうジャンプではダメだったということだろう。人(読者)に八つ当たりするのやめて素直になればそのうちいいことあるよ。
■少年キャプテン
非常にマニアックで絶滅の危機に追いやられていた80年代的SFマンガを数多く掲載していたマイナー誌だったがいつしか廃刊に。ちなみにコアな人気のある「宇宙家族カールビンソン」も、もともとはここに連載してたような気がする
■コミックガイア
マイナー誌だったが士郎正宗の「アップルシード」ほんの少しだけ掲載されていたので士郎ファンがしぶしぶ買って所有している率は高い雑誌。しかしナケナシの看板マンガ「アップルシード」は、おもいっきり途中で作者みずからの意志で突然打ち切られ、他の士郎作品(ドミニオン)にすりかわったりする、いきあたりばったりだった雑誌。存命かどうかは未確認。
■トレビの泉
フジ月曜深夜(関東ローカル?)にやってる、読者の雑学投稿番組。いいネタだと出演者が「へぇー」と音が出るボタンを押してくれる。どれだけいいネタかは「へぇー」が押された回数で決定しその分だけ日本円に換算され投稿者の賞金になる。単位は「1へぇ」と数える。
■ウォシュレット開発秘話
男性社員がビデの射出口の寸法を計算するため、ストリップ劇場に通ったらしい。ちなみに島耕作みたいな劇画タッチでマンガ化されており、これが番組で紹介されていたが笑い死ぬ内容。
■ねぎま
マガジンで最近はじまった赤松(らぶひなの作者)せんせ〜のお色気ラブコメ。とくに
・赤面
・スイカ口
・ハーレム
これさえふまえておけば赤松作品のなんたるかを説明する必要はない。
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