2002/7/24
また風邪ひいちまった…
さらに追い討ちをかけるように
部屋にゴのつく害虫が出現し、即行抹殺したが一日中鬱。夏場は厳重警戒の上に清潔にしているっていうのに、去年もシンガポールに住んでいた時でさえも出くわさずに済んでいたのになんでヤツらはドコへ逃げても出会ってしまうんだ。そこで私は夏場は自炊を一切せずにナマゴミを出さないプロジェクトを発動させることにした。…はあ、どこかゴのつく害虫のいない国があったらそれこそ私にとっては「約束の地」だよ。…たいていの人々はあの害虫がキライなはずだが、私もとにかくトラウマになっていて死ぬ程嫌いである。
それは私が7才の時、ジャカルタに一家で転勤になった時のこと。ホテルから借家に移り住んだ一日目に我々一家がやったことは大ゴ(略)駆除作戦であった…なまじ暑いし衛生環境も昔の発展途上国だけに劣悪ということで、空家になっている物件はとにかく奴らの格好の繁殖地になっているのだ。…日本から持って来た大量のゴ(略)ホイホイと殺虫剤を各々持ち、旅の疲れもそこそこに我々一家は必死で駆除を行った…その時の記憶を………マインドアサシンしてくれーーーーーーー!!!!!!(今でも思い出すだけで絶叫しそうだ)
…というわけでとにかく死ぬ程連中が大嫌いなのだ。殺虫剤のCMでさえ顔をそむけるかチャンネル変えるほどだ。以上夏場のホラー劇場でした。
そんなわけで夏のミュンヘン国外逃亡計画は正解だったかもしれん。くそーなんとかベ×リッツ外語学院(日本の語学学校系では勝手に一番信頼性高そうと思っている)にでも通ってドイツのネットストリーミングたれ流して、ドイツ語覚えて国外逃亡長期化も真剣に考えた方がいいかも。(そこまで思いつめるか)まあゴ(略)問題はともかく、とにかく熱帯地域はここは不思議の国かと思うようなけったいな生物がゴマンといるのが嫌な所だ。以下私が実際に熱帯もしくはアジアで見た不思議な生物の例。
■日本の10倍以上はあろうかという大きさのカタツムリ(多くはマキガイで毒毒しいドクマイマイのなかま)←こういうのしかいない。日本みたいなカワイイかたつむりはいなかった…むこうのガーデニングは命がけ。(雨期になると大量に…こんなデカブツが庭の蔦などに…)
■普通に庭や舗道に飛び出すカメレオン(シンガポール産)
■あまりにも愛嬌のない熱帯生息のアカリス(シンガポール産)
■スクールバスに普通に止まっている直径30センチ強の世界最大級の蛾(インドネシア産)
■普通に同級生が裏の校庭でつかまえて来る世界最大級のカブトムシ(インドネシア産)
■校庭に普通に巣を作っているコブラ一家(駆除するまでの間、校庭使用禁止)(シンガポール産)
■普通に配られる「裏の空き地の毒ヘビ(特にグリーンスネイク)に気をつけよう!」のプリント
(シンガポール産)
■普通にリゾート地にいるコモドドラゴンかムカシトカゲの仲間(インドネシアのリゾート無人島産)
(具体的にはワニくらいのデカさのあるトカゲ。色は茶色だったけど保護色??今でもあれは何だったのか特定できない)
■普通に郊外の島に大量にいるカブトガニ(シンガポール産)
■普通に「羽虫と蛾が大量発生につき警戒されたし」と報道する地元新聞(その年は地獄だった)
■普通に遠足に行った公園の奥のジャングルで聞こえて来る銃声(軍隊演習中)
■普通に庭にいたエリマキトカゲ(のなかま)の写真を撮影して来る科学部員男子。(シンガポール産)
■ネコかと思う程デカイドブネズミ(インドネシア産)
■市場で普通に売っている生きたウサギやヤギやニワトリ→それを食べるのが可哀想だからとペットにしちゃって庭にヤギやニワトリやウサギのいるインドネシア在住日本人家庭
■工業団地以外何もないインドネシア領の孤島で単身赴任中の日本人おじさんの楽しみは現地スタッフと一緒に生きたニワトリを市場で買ってシメて、シメたてを食すこと
■早朝の市場などに行くと、イキのいい中国人のおっさんが生きたブタをその場でシメてくれます
■シメたてのニワトリ(姿そのまんま)を山ほどバイクにくくりつけて市場に向かうアナーキーでワイルドな台湾のおっさん
■カップラーメンの容器を食い破るほどの強靱なアゴを持つアリ(熱帯全域の住宅に生息)
■もちろん、バスケットの中にサンドイッチを(ラップに巻いても)入れるなどというしゃれたことをしてもアリにやられる。
■激しい雨の後、タマゴを抱えて家の中を民族大移動のアリ→せん滅→悪夢
■うちの愛犬(故犬)の寿命を確実に縮めた巨大ダニ(取っても取ってもきりがない)
■デング熱やマラリヤなど、蚊の媒介する伝染病が多いため、ボウフラの発生源になるような水たまりなどを作ると罰金もしくは禁固刑(シンガポール産)
…とりあえず色々なへんなもん見たなあ。よく男の旅行者は「ワイルドで汚いところほど旅しがいがある」ってゆーけどさ、そういう所に旅行目的でなく行った身としては「おめでてーなあ…」って思ったりする。疲れるって。ホントに。こういうところが男とは相容れないところかもしれんなあ。…とりあえず、何故か伝染病にも肝炎にもチフスにも食中毒にもやられなかった私のカラダはどうなってるんだろ。予防摂取は確かマラリヤとコレラと破傷風しかしなかったはずなんだが…まあ一度、インドネシアに移住したての頃に一家全員が重度のとびひにやられてヤバかったくらいか。しかし、よく冒険好きの旅行者は平気で屋台などの食い物を食しておるがやめた方がいい。免疫の無い旅行者は食中毒などに特にやられやすい。(特にタイ、インドネシアあたりの屋台は今現在においても厳重注意。)特に、卵は半熟の目玉焼でも要注意。卵は東南アジアでは生で食べられない。(食べる習慣もない)インドネシア、マレーシアなどでは目玉焼きでさえ油の中に卵を沈めて揚げる調理法をとっているほど、加熱に念を入れる。スキヤキを(現地の)生卵で食べるなど言語道断。O-157や肝炎の格好の餌食になる。熱帯地域に旅行に行かれる方はそこんとこお気をつけて〜。
…旅行者といえば、最近どっかの会社がやった統計で一番態度のいい観光客はドイツ人、ワーストはイギリス人、日本人は3位、という結果が出たらしいが、ドイツ人はともかくマジメというか結構なじむのが早い印象があるので納得いくなあ。なんかワールドカップ中も日本語ペラペラの在日ドイツ人の多さにビックリしたっす。で、ワーストのイギリス人とかも「そこまで土着にならなくてもいいのに…」ってくらいハッスルして溶け込もうとしてる印象があるんだけどな。まあちょっとハリキリすぎて空回りしてる面もあるけど。
でだ、衛生面で「日本でよかったぁ」などと言ってる場合でもない。とにかく日本の不衛生大問題点はオヤジの痰吐きである。なぜ男は日本に限らず痰を道に吐きたがるのか!!どう考えたって汚ねえだろ!そういやシンガポールでは痰を道ばたに吐くと罰金っていう法律があるが、それでも防ぎきれてない。(もともと公共心が薄いので法律でも作らないと誰も自制してくんないのだ)おかげで、どんなに重い荷物でも駅のホームに直に置きたくない。私は勝手だが食事中にスパスパ断りもなしに煙草を吸う奴と道端に痰を吐く者は人間的に信用しないことにしているくらいだ。いや、超個人的な意見であるが。やっぱ昔によくあったような「痰つぼ」を復活させるしかないようだな、道端3メートルおきぐらいに密閉式で。…というわけでオヤジ痰対策を真剣に考えてくれる人に投票しようかな。(冗談ですよ!!)
…これまでに私が提案した投票しうる理想的政治家
・野望がこちらのメリットとかみあいそうな悪人ヅラか宇宙人ヅラ
・オヤジ痰対策を真剣に考えてくれる人
…激しくいいかげんだ…というより他に問題にすることが山ほどあるだろうが〜でもあんまし政治的なこと書くのは趣味じゃないのでやめとく
そんなわけで話は変わりますが
■ジャンプ34号
…いや、ハンタがこうも連載が無事に掲載されてるのを見るとまさか休載中に描きダメして掲載→コミケの準備は万端!ってことなんじゃないかと疑心暗鬼に。夏の冨樫せんせ〜は常に慎重に観察するように(違)
.ワンピース…確かに空を飛んでいる…しかしもっと海で沢山やるべきことがあるんじゃないかと小一時間(略)まさかポーネグリフに記された古代兵器「プルトン」がこのお空の上にあるとかいうラピュタ展開になったらいくら私が甘いワンピサポだからって「はっはっはーどこへ行こうというのかねー」って批判しちゃうぞお★
.テニス…時を駆ける男、剛せんせーはウィンブルドンは見ていたのかな?つーかワールドカップのウラでフレンチオープン(だっけ?まあともかくグランドスラムのひとつ)やってたのにそれに行かずにどうする!しかしウィリアムズ姉妹ってすげーな。まさに世界を巻き込んだ姉妹喧嘩。
・ホイッスル…まさに今回のワールドカップのためにここまで首の皮一枚の危機を何度も通り抜けてでも連載を続けていたであろう樋口せんせーは燃えつき症候群に突入したと思われるこのごろ。しかしやっぱしつこいようだが将がPKをわざとはずしたエピソードははっきり言って今でも(今だからこそ)ゆるせん!このマンガ読んでる奴の中にマジで将来の日本代表になる奴がいるかもしんないのに!(いやマジで!ホイッスル単体はともかくジャンプなんだから)そいつがタルイ正義感のためにPKをはずすような決断をしたとしたら…(震撼)
・ナンバー10…ワールドカップ中、韓国問題のトラウマをまさかキユの漫画で癒される日が来ようとは正直夢にも思わなかった……「優しい漫画が好き」その言葉に偽りはなかったことが今判明した!(前作は優しくなかったが、作風もコメントも)あ、あの言葉はコレの予言だったんだー!!「な、なんだってキバヤシーーー!!」(続きません)
ところで心配なのは少年時代が長過ぎると「翔の伝説」展開が予想される点。
…と、ここまでが、今週号を読まずに打った感想。で、今週号見てびっくり!打切りですか!!まさかこんなに早く「翔の伝説」シンドロームに陥ったとは!!!いくらなんでも惨いな…試合らしい試合もせずに10週打切り。切りグセがついちまったのか?せっかくレアルマドリッドとか登場して世界プロサッカーな世界が開けそうだったのに。まあ、この時期に色々と少年誌が便乗してサッカーものをやりはじめたけど、かえって逆効果だった点は否めない。だって本物の世界サッカーの方がマンガ顔負けのドラマを展開しているんだもん。今回のワールドカップでみんなそれを知ってしまった。だからといって伝記マンガも白けるしな。
・ところでなんだか日本代表のサカーは実世界でも漫画界でもどっちかっつーと南米寄りですね。でもとるしぇー監督でせっかく根付いた欧州サカー(不思議アレンジ風味)も捨てたら勿体ないと思うっつーかワタシ、プレミアとかの露骨なほどスパスパと規則正しいパスまわしとフォーメーションが好きなんだけど。あと、ドイツとか。つうか今回のドイツ代表は監督からチーム全員に到るまでおいしすぎるキャラだった…なんかどんどん深みにはまっていってるんですけど、みんな面白過ぎて。ところでドイツの黒い弾丸アサモアくんは心臓病の三杉くん体質だとどっかで聞いたが本当なのだろうか。ちと心配です。(と思ってグーグル検索してみたらかなり重体だったこともあったが今は持ち直しているらしい??)
.アイシールド21
アメフトですか。栗頭がかわいいじゃないか。主人公はあんまり好きになれない。アメフトだったらもっと元からガタイのいい奴つれて来てよ。いくらなんでもヒヨワな僕がめきめき筋力アップでギャルにモテモテ展開ってアメフトに関しては無理ありすぎだろ…不器用だけど馬鹿力とかもっと大柄で武骨な主人公で足首ふともも男の世界な方が好みなんだけどなあー(ここでもカーン病)それにとってつけたような年上幼馴染みっつーのもなんだかなぁ。まあでも躍動感みたいなのは伝わってくる。ヒル魔のキャラもいいしな。心配なのはとにかく地味な印象を受ける点。地味なのはとにかくジャンプでのサバイバルにおいて致命的な欠陥。あと、少年漫画ヤンキー悪役協会の皆様を酷使させないように。「わしら何度、主人公の能力を覚醒させる踏み台になればええんじゃ」
.プリティフェイス
全てのエピソードがお約束で展開されていて、ここまで来ると完遂して欲しくなって来る
・いちご
なんかもうお腹いっぱい。ラブコメどっちか切ってくんないかな。それにしても東城ってメガネかけてた頃の方が断然、(キャラとしての)性格よかったと思うんだが気のせいか?奥ゆかしくて才女というイメージを与えるにはメガネ姿はキャラ立ちとして格好の小道具の役割になっていたと思う。今ははっきり言ってただのお色気担当要員でしかない。っつーか眼に生命力が無いのが一貫した絵柄の欠陥な気がするっつーか全員、何考えてるかわからんのよ。
・ブリーチ
なんかまとめ入ってるのか?とにかくエネミーキャラが立たないのは一貫した欠点だと思うけど、メガネが出るまではそこそこだったがメガネから一気に崩壊した。主人公の言葉=作者そのままっちうのもなんだかなあ。「山ほどの人を守りてえんだ」って「うしおととら」みたいに「守りたい山ほどの人」に対する感動的な話が山ほどあれば響くけど、んなに山ほどあったか?読者が感情移入できるほどの生きたキャラが。なんつーかなにもかも世界がせまい。
・ピューと吹くジャガー
なんだか同人誌に対する痛烈な皮肉が込められているようで笑える。それと、もしかして休載の友、冨樫せんせーへのたむけか??それにしてもハマー作品は笑える
・遊戯王
ここまで主人格がないがしろにされる漫画も珍しいな。結局、海馬にとってのライバルも裏遊戯で、杏子が好きなのも裏遊戯で、みんなが(表遊戯でさえ)勝利を託しているのも裏遊戯。佐為ジャンクションを断腸の思いで切ったヒカ碁とは好対照になっているな。作者も裏遊戯の方が好きになってしまったのかな??
.ヒカ碁
門脇さんはカラーづいてるな。先週といい、初登場時といい。で、話の方だけど、結局、佐為に打ってもらった分は自分へのプレッシャーとなって帰って来てる。これがリスクってやつなんだろうな。初期の「打ってもらってるだけじゃん」というモヤモヤした納得のいかなさを摘み取って行ってるような。今さらだけどヒカ碁っていままで関東勢ばかりだったんだなー忘れてた。
・ジョジョ
……ブッチ神父とウェザーが兄弟だったころどんな会話をしていたのか気になりませんか。つーか濃い兄弟だな〜カビラ兄弟のようだ(少し違う)
総括: またひとつジャンプの打ち切り伝説が生まれた…キユ、やっぱ伝説の予感は当たっていたのだな。
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■注釈
■ゴ(略)のトラウマ
心臓の悪い方はマジに読むのをお避けください
■マインドアサシン
昔、かずはじめ氏がジャンプで連載していた漫画で、主人公は人の記憶を消せる能力を持っていた。人生すべての記憶を消すことも、ピンポイントで特定の記憶だけ消すことも可能。悪人に対しては記憶のイニシャライズをよく行っていた
■ドイツウェブTV
N-TVやDWなど利用できる。お、そういえば今日、カーン様ほかドイツ選手が記者会見してるのを見ることが出来た!カーン様は元気そうだった!よかった!モミアゲがすっきりしてた!
■ちなみに
ここに書くけど新宿タワレコでカーンCDゲットした。ちゃんと店員手書きのポップと写真で目立つように並べてあった!店員さんエラい!
■熱帯のゆかいな生物
まあ楽しいっちゃ楽しいんだけどさ
■グリーンスネイク
ジャングルの蔦などにまぎれたらわかりにくい、小柄な緑の毒蛇。気性が荒く噛まれたら死の危険性も
■カブトガニ
日本の天然記念物も当地ではないがしろにされていました
■アリ
熱帯のアリは強すぎます。カップラーメンはマジで冷蔵庫入れておいた方がいい。もしくはアリメツなどで対策を。
■ヤモリ
はいるのがあたりまえなんで詳しくは書かないが、ただ、害虫を食べてくれるありがたい存在。しかし糞などは迷惑。早朝にけたたましい声で鳴く。
■コレラの予防接種
インドネシアに行く前に打ったが子供の身にも全然痛くない注射だった。ので実は熱帯に行く場合は予防接種をいろいろ受けておくと安心かも
■オヤジの痰吐き
あれはなんでなん?物凄いナゾなんだけど。
■痰吐き罰金
冗談ではなく本当にある法律。英語で「痰を吐く」はspitという。こんな英語をいちはやく覚えるはめになったいち日本人の気持ちをお察しください
■ウィリアムズ姉妹
シャドルー並の戦闘訓練…いやもとい特訓と天性の身体能力で他をよせつけない褐色のサイボーグいやもとい黒人女性プロテニスプレイヤー。何度となく決勝戦を姉妹で争っている
■時をかける男
ワールドカップ日本-ロシア戦の観戦の感想を試合日前にジャンプコメントに掲載。このええかげんな態度を熱狂的サポっぽい樋口せんせ〜が見たら小一時間(略)
■しかしそれにしても
キユの打ち切り伝説がまた更新されたのか。今回ばっかりはかわいそうだったな
■翔 の伝説
キャプ翼の作者がはりきって少年時代からプロになるまでやろうとしたテニス漫画だったが、主人公がろくに試合も進んでない少年時代のまま打ち切りに!しかもライバルともまだ戦っていなかった。ちなみに高橋先生はボクシンウマンガにもその後挑戦していましたがそちらも不発でした
■地味な絵柄
残念ながら、どんなに良作でも地味な絵でジャンプで生き残った例はほとんどなく…
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