2001-12月〜2002-1月

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 2002/1/24

  そういえば、最近はヒットしたアニメをカードゲームにしているようだが、一体どんな風に遊ぶのかイマイチ、ピンと来ません。

  特に「ちっちゃな雪使いシュガー」とか。あのキャラ達に攻撃とかあるんだろうか。

 遊戯: 「俺は”おばあちゃん”と”サガ”を生贄に…シュガーを召還するぜ! ”ブリザード”でペッパーを攻撃!ソルトの風の能力がアダになって攻撃力が500上乗せされるぜ!ターンエンドだ!」

 海馬: 「フ…バカのひとつ覚えだな遊戯…だがそう来るならこちらもアレを出すしかあるまい」

 遊戯: 「来るなら来い!俺はシュガーを信じてる!」

 シュガー: 「わっほ〜★」

 海馬: 「貴様に地獄を見せてやるまであと少しだ…俺には”きらめき”のカードがあるんだからな!せいぜい神の召還までその文字通りちっちゃな攻撃を続けるがいい」

 擬音: ズズズズズズズズズズズ

 というほのぼのしてんだかアホなんだかという情景しか浮かんで来ないのはカードゲームしてる風景を遊戯王でしか見てないせいでしょうか。コナミの許す範囲で遊戯王には色んなカードゲームで遊んで欲しいと思います。果てしなく続く戦いのロード。

 とりあえず関東圏では火曜日深夜に「一歩」見た後しばらくすると放映される「シュガー」ですが「一歩」とのあまりのジャンルのギャップに混乱することうけあい。ってゆーかコレ日曜6時とかにやってあげなよ。こういうのは子供に見せるべきだと思うんだけど。質が高い割にファン層があきらかにおっきなお兄さんだけというのはもったいない。アレか?やっぱキャラデザがエロゲにかかわってた人だから?スポンサーがブロッコリーということを除けばかなり好印象なんだけどなぁ。なんか「とんがり帽子のメモル」っぽくて。最後の方にお風呂シーンを入れるあざとさはともかく。そういえばアニメや少女漫画のせいか、「体が隠れるほどの泡風呂」に憧れる少女は多い。実際はとても洗った気がしない、なんかむずがゆい感じなのだが。

 逆に夕方にやってる枠のは泣きたくなるような品質のやつが多いっていうのに。子供にあんまり作画の質の悪いのを見せたくないものです。質の高いアニメを子供に返すべきです。

 特にFFU(ファイナルファンタジーアンリミテッド)とか画風のせいなのか単に質が悪いのかハイライトひとつ入ってない、見てらんない絵がず〜〜〜〜っと続いてたんですけど。(たまたま私が見た回がそうだった。特に継続視聴はしてません) 
 アレがウン億円も制作費につっこんでハリウッド映画やったりしてたゲームが原作なのかと思うとすげぇさびし〜っつうかトホホです。つうかハリウッド映画なんかにつっこむ金をこっちにまわせばよかったと思うんですが。FF映画よりかはずっと原作の雰囲気は大切にしてるとは思うし。(絵除く)
 いまさらですが、FF映画に関してはなんであんなにあえて萌えないキャラにしたのか小一時間問い詰めたい。野郎の方なんか床屋さんのポスターみたいだし。 
 アレですよ、海外ウケを考えても「かわいい」(俗にいう萌え)は日本独特なものだし、そっちの方が珍しがられてよかったと思う。ま、その前にゲームが映画化されていい夢見たのってポケモン以外殆ど前例が無い。
 いずれにせよ、日本のアニメ、ゲームは「萌えとメカ」の二つを抜きには語れ…ないのかもしれないのだから!海外マーケットに迎合しようとしすぎてセールスポイントを見失ってはいけないと思います。 
 極端な例だが我が強くてしゃべりまくるバリバリに肩をいからせた自分勝手な登場人物ばかりの小津安二郎映画なんてのがあったら海外でウケると思いますか?

 しかしながら、海外で売れる為にはキャラの性格を若干換える覚悟をしなければならないのが寂しいけど仕方ないのかもしれない。
 例えば「魔女の宅急便」DVDを最近買って英語版の方を聞いてみたんだけど、ジジなんか全然性格変わってるし(早口でしゃべりまくるコメディアンのおっさんのようなキャラ)、キキもすげえアメリカの女の子っぽくなっとる。しかし、これの方がアメリカではすんなり感情移入できる作りになっていると思う。キキはなんだかアメリカのティーンズ向けテレビドラマみたいな性格になってるし、何よりアメリカは悲しいが「沈黙」がいいものとされていないので、日本版にはない所までしゃべりにしゃべりまくって沈黙するシーンが無いように努力してるのが面白い。(ちょっと寂しいけど…)
 ここまでやったせいか、アメリカの方での「魔女宅」ビデオ・DVDセールスは結構いい売上を記録したらしい。
 それ自体は喜ばしいことだが、アメリカ版キキは等身大すぎて宮崎ロリの放出が押さえ込まれてしまっていて、一部の大きなお友達には残念な出来になっているかもしれないのでした。っつうか一番残念がってるのが監督だったら嫌だったりしますが。


 

2002/1/21

おくればせながら新年あけましておめでとうございます。ってまだ旧暦では正月じゃないしって例年の言い訳はともかく。インド人の正月はディーパバリだしマレー、インドネシア人の正月はハリラヤ節だしってマニアックな言い訳もともかく。

そういえばテロのせいで今年の正月は帰省を諦めたよ〜(実家がシンガポール)アジアルートでも安いのはユナイテッドやノースウェスト航空だしさー。
おかげで両親に頼まれたテレ東の10時間(!)時代劇の録画とかしながら寝正月。

あ、あと自分へのクリスマスプレゼントは「メトロポリス」DVDと「連邦VSジオン」でした。
当然ながらイブ当日は明石家サンタだよ。
ウソでもいいから更新遅れたのは恋人できたからだってペルシャ猫抱えつつ葉巻咥えてサメの泳ぐプールにゆっくり007沈めながら言いたいところなんですけど。

そんなわけでしばらく世捨て人でしたが再起動準備段階にようやく入れそうです。
実は去年の12月いっぱいで派遣期間を更新せずに終了しちまったので(あまりに畑違いのこといっぱいやらされたし)、次の派遣が決まるまでしばし休閑期でありました。
とにかく忙殺されて人間らしい生活できてなかったからな〜
今は別の意味で人間らしくないけど。ぼちぼちまた仕事を探す気になって来たっつーかいい仕事の紹介がぼちぼち来はじめてるし。

でまあ、リアルタイムで犬夜叉とか見れるなんてある意味久しぶりである今日このごろです。
で、これ見るたびに思うのが、犬夜叉は一番、高橋留美子氏作品のなかでテレビアニメのクオリティが高いなあと思うわけですよ、まあ原作はもうまばらにしか読んでないけど。
ていうかつくづく今の漫画のアニメ化って程度の差こそあれ恵まれてるなぁって思います。

昔はなんか漫画がアニメ化されるって度にセル画を見て萎えたもんだったけど。

まず黒髪(ベタ塗り)は必ず明るい茶色にしてしまうし、
変なアイシャドウを入れるし、
わけわからんオリキャラを出したり、
果てはアニメ監督が不条理世界を描く為の実験場にしたり、
放映時間が変わったり
そして戦いはつづく!だったり
原作で感動的な死を迎えたキャラが死ななかったり
逆に原作で生きてるキャラが急に殺されたり

…誰とは言わないけど色々ありますよネ!あ、私はビューティフルドリーマーはすっげえ名作だとはちゃんと思ってるんすよ。でも原作者だったらありゃ複雑だろうなあとは思う。

ところでヘルシングのアニメを一回も見る機会がなかった…あれだけ不評だと逆に見たい気がします。しかし、コミックスがたかだか4冊しか出てないのにアニメ化すること事態無理があったよ〜な気がしますよ。これがちょっと前だったらきっともっと凄かったでしょう。

例えば
■闇よりの刺客!魅惑のドラキュリーナ
■狂信者達の舞!イスカリオテ始動
■時空の迷い猫!シュレディンガー登場
■地獄からの招待状!最後の大隊
■戦争の女神を粉砕せよ!アンデルセン跳梁
■インテグラ絶対絶命!ドーバー海峡決戦
■漆黒の闇に死す!傭兵達のゆりかご
■復讐のスナイパー!セラスの涙
■女王陛下の吸血鬼
■月夜の女猟師!リップバーンは歌う
■ロンドンへ進路を取れ!第二次ゼーレヴェー作戦始動!
■ビッグベン崩壊!時計じかけの吸血鬼
■激闘!雪のヒースロー空港
■不死身の死人(しびと)への鎮魂歌
■集え!決戦はエジンバラ
■はてしない戦いの宴のために
■最終回:しもべと主
■エピローグ:ヘ ル シ ン グ

…とげんなりするようなサブタイトルで52話くらい続きます。さらにどうでもいい回は殆ど紙芝居。(特に「(キャラ名)の休日」とかそういうやつ)
…コナミがゲーム化しようと躍起になります。
…あげくに仕上がるのはクソゲー
…よせばいいのにカードゲーム化

などという原作ファンにとって悪夢のような事態に!ってやっぱこうなってるアニメ化作品ってまだいっぱいあるような気がしてきました。

で、クロマティ高校ってアニメ化されたら嫌だなあと思う今日このごろでした。あ、でも大地丙太郎監督ならアリだと思うけど。

 


 

12/5

…ああ、なんだかマジで月基地でコールドスリープしてましたって言いたいくらい忙しくて人間やめてました。
でも、そんな中で徐々に進展したこともある。

ターンAガンダムをちゃんと最終話まで見たよ。(レンタルなのにほぼ三ヶ月かけて)
ブレンパワードをちゃんと最終話まで見たよ。(永野メカってほんと子供みたいでかわいいよね)

…今度はサブングルでも見ようかな。

いやはやターンAガンダムは皆殺しのトミノをやめててなんだかやっと報われた感じがしました。つうか普段のトミノさんだったら絶対死んでる!ってキャラが死なない。これはどうしたことだろう、まあよかったけど。こんなにキャラに心優しい最終回を作れるなら何故オデロ(Vガンダムで突然戦死したレギュラー)は救えなかったんだか…
なにはともあれキャラクターがみんな愛すべきところがあってそれゆえに救われる物語でした。特にリリ・ボルジャーノ嬢はお気に入りです。

こんなこと書いてると私が遊び呆けていたように見えるかもしれんが、平日みっちり働き、夜は疲れ切って寝る、週末は冷凍睡眠ばりに寝る、という生活を繰り返していました。

おかげで、PS2買ったのにあるソフトが真・三国無双のみ。しかも赤壁の戦いで500人くらい斬ったところで力尽きて戦死。
いかん、こんなことでは!象を使えるようになるまで頑張らねば!こんなこと書いてるとなんのゲームなんだか不明瞭になってますが。
で、おすすめのPS2ソフトない?なんて書いたらいっせいにメタギア2だよ!とつっこまれそうなのでああ、欲しいよわかってるさ!と書いておきます。
…しかしクリアできるか自信がない。

しかしなんだかセガを吸収したことでますますマニアックなゲームを一気に引き受けそうなPS2,いやな予感がします。言っておくが私はむしろセガ系ゲームが好きだ!だがそれと全体マーケットの話は違う。あの3DOのような黒い外観、大きくない起動スイッチ…私の中では子供部屋におざなりに置いておけるデザインのものほどハードはながもちすうような気がするんです。初代PSはその点結構いいデザインだったと思うのですが…あのPS2のデザインはかなりまずいのではないかと思ったりする。ま、私自身は連邦VSジオンとバーチャファイター4のために買うのが義務(結局やる気まんまんだ)なので住み分けはこっちになるわけだが、ゲームキューブにデザインの点ではかなり見劣りしてるような気がする。
 しかし、ゲームキューブも「北米で好調」「一社独占契約(バイオなど)」という、最終的に売れなかったハードが辿ったジンクスを踏んでいるのでどっちももうわからん。いいかげん各ハード合法でPCで遊べるよーなやつ作ってほしいなあ。まあいいや。そんなにあくせくゲーム買わなくなってきたし。

あと、攻殻機動隊2巻を購入したのですがさっぱり吹き出しの中を読む気になれませんので只今私の中では「サイバーな世界で半裸のおねーさん乱舞するえほん」になっちゃってます。あ、いや一通りネームは読んだけど一部狐につままれたようなカンジでちんぷんかんぷんです…

コミックスではワンピ21、クロ高3、ヘルシング5(少佐を保護)でしょうか、最近の購入。

ジャンプは読んでますがあっという間にフェイカーとグラン・バガンが教科書通りの打ち切りを迎えたのにはびびった。フェイカーはしょうがないけどバガンの方はもっと長い目で見てあげてもよかったよーな気がするんだが。少なくとも(いつもどおり)黒猫よりはいいと思ってましたんだけど、やっぱサムライは世界に出るべからずという暗黙の了解がジャンプにはあるのか。思えば左之介がアメリカに旅立ったためにその後の和月先生の受難があったのかもしれません。ってゆーか左之介はサムライではなかったか…

で、藤崎先生の新連載は相変わらずでよかった。全力でパロディとギャグやってるのが。よく考えたらターンAガンダムを思い切りパロディしてるなぁ。他ネタも多数だけど。しかし、小栗・藤崎両氏の連載が始まったら新人二人を打ち切り…ますますサンデーだ。

サンデーといえば石渡せんせーがSF読みきりを載せてましたが石渡氏の漫画は最初からスケールがでかいよりある日突然違う方向に行ってしまうのがいいです。つまりSF読みきりなら突然現代に飛んだり夢オチだったり全然違う話になることを期待してしまう自分がいましたんですが普通にSFでした。なんだぁ。

つーかサンデー読んでたらいかに新人の立場が狭いかを感じてびっくりした…特にあだち充氏はもはや「月間あだち」とか言って独立雑誌つくってそっちでやってもらいたい。(それもいやすぎな雑誌だが…)