2002-11月

 

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2002/11/25

久々に緊急ニュースです
前略おふくろ様!

とある方からあるものが届いたんです!
ま、まあおちけつ!ええ〜いこれが落ち着いていられるかッ!!!!

………と、とりあえず報告するでありますッ!


これ、なんだかわかりますかッ!!なんのマークだかわかりますかッ!一見サーカス団のロゴかなんかに見えてしまうかもしれませぬが!!ルガールからキングオブファイターズの招待状でもありませんっていつのネタダヨ!

とにかく、ちょっと小雨が降る中、ちょっとだけ遅めの残業を終えて11時まで営業のスーパーで明日の食材を買いトボトボと帰っていた鬱な気分がポストを開けた途端、一辺に吹き飛び!大急ぎで自宅に駆け込んで慎重にハサミを入れて封を開けるとッ!
FCバイヤン及びドイツ代表GKでキャプテン、オリバー・カーンさん の直筆サインカードが入っていたのですよ皆さん!!確かにFCバイヤンには「サインカード係」というのがあってそこに出すとサインが返って来るのであるが、特に「サインをくれ」とは書かなかったし、一般の窓口みたいな所に出したのですが。
 そういえば、他のファンレター出した方も肉筆サインカードが届いたと言っておられたので、これがカーンさんの熟考の上のお返事のスタイルなのだろう。

…それにしても、あの見学の時に切々と感じた「不器用で無愛想に見えるけど思いっきり滲み出る情の厚さ」がそのサインカード一枚と封筒からも、全面から滲み出ていて、本当に感動している。オリーさんアンタ、やっぱり義理人情の厚いエエ人だよ。いっつも一見不器用で無骨そうだけど、ちょっとした行為で特大メガトン級の感動を与えてくれるよ。確かに私は何通かファンレターをあれからもちょくちょく出して来たけど…返事なんかいらんよ、試合や練習で、いっつも特大100倍返しのお返事を何百万、何千万人の人達にくれてるじゃないか。と思っていた。ただ、日本からも手紙きてまっせー、ってスタッフがオリーさんに伝えてくれて「うむ、そうか」とでも言っていつも通りぴっちり裾を入れたジャージ着て練習場に向かってくれてればいいなと思ってた。

それがだよ?よく考えればプリンタが(かさばるから)家に無いので、エエ歳なのに手書き(普通、英文の手紙はタイプする)の、しかも母国語でもない英語の手紙に目を通して、サインして、私の書いた差出人住所の部分を丁寧に切り取って、ペタペタと封筒に貼り付けて、送ってくれたんだよ?この不器用だけど丁寧にセロハンテープでペタペタと貼り付けられた宛先(下手に間違って住所をタイプするより確実だと熟考の上の処置なのだろう)からなんかカーンさんのじわぁ〜〜〜〜っとした情の厚さが伝わってくるようだ。これだけなのに、本当に「うむ、うぬの手紙、しかと読んだぞ!」って気持ちが物凄く伝わるんですってば。ホントに。これは、私の一生の御守りにする。そして、私は実は昨日、カーンさんへファンレター書いて送ろうとしていた所だったが、大幅に内容を変更することにした。送ろうとしていた内容はこうだ。

「日本もミュンヘンほどではないですが寒くなって来ました、いかがお過ごしでしょうか。(略)日本にはオマモリっていうラッキーアイテムがあって、実は、詳細は書きませんが、色々とチームも貴方も苦難続きのようだったので、送ろうかと思ってましたけど、やめました!なぜなら、私は先のドルトムント戦で感動し、実感したからです。貴方達はどんな苦難も自分達で実力で突破できる力を持ってるし、もうあの時アナウンサーが言ったように"Everything is back to normal!"ですよね?みんな苦難を自分の実力で克服できる力があるはずで、貴方達はその力がとても強く、人々に実感させてくれるから、そんな所をとても尊敬しています。だから、何かに頼る気持ちでオマモリを買うのは止めます。日本は新年に一年の幸運を祈り、オマモリを買いますが、その時にオマモリを届けます。だって貴方達は沢山の人々に幸運を届け、努力しているのだから、どんな幸運でも受ける資格があるからです。だから、私にも少し、貴方達の幸運を心から祈り、感謝させてください。私達は、貴方のプレッシャーになるような応援はしたくないので、少しでも貴方が苦難にある時に、孤独ではないとちょっとだけ感じて頂ければ、これ以上の幸いはありません。日本にも、貴方や貴方のチームが苦しい時、自分のことのように苦しみ、貴方が嬉しい時、嬉しく思う人々が本当に沢山います。それだけです。(略)もうすぐ貴方が大切な御家族と安らかな冬の休日を過ごせることを、多くの人が願っていますよ。 日本より(本名)」

とりあえず返事をくれたお礼を加筆するし、とにかく神社に行ってお参りして御守りを買ってからである。願掛けの内容も具体的にする。エルバーのゴル運が完全復帰しますようにとか、皇帝が現場を無視した発言してケンカしませんようにとか、サリハミのケガする回数がとにかく減りますようにとか、ブレーメンが苦手な相手でなくなるようにとか!だってカーンさんは日本のしがない20代の会社員にまでかけがえのない御守りをくれたんだ。それに御礼を返さなければ日本人の名がすたる。正月になるまで待ってたらアカン。今すぐだ。…っと言っても週末じゃないと(神社とか)開いてる時間に行けないので落ち着いて行動するのだ。

今日はとっても感動したね、明日はもーーーーっとエキサイティングなことがあるといいね、ハムたろー!「へけっ世界展開もヨロシクなのだ」
(…あまりのことに精神崩壊とっとこオチ。)

話は変わるようで少し関連ありますが、大学時代のゼミのアメリカ人の教授のことを、ある日ふと思い出してメールしてみた。なぜなら先生の自宅はニューヨークにあって、テロのこともあったし、ふと心配になったのだ。
すると返事が返って来て、現在は来年の春まで教鞭を取らず、ニューヨークで静かにパートナーと猫とで暮らしているそうだ。先生は、マンションの上の階に住んでいて、窓や屋上からニューヨークが一望できる。(私も研修旅行の時にお邪魔したことがある)そして、その屋上から実際に貿易センタービルが崩れ落ちていくのを見ていたそうだ…「その瞬間から、私はこの国(アメリカ)の政治というものが、心底怖くなりました」と結ばれていた。一瞬、私はどう言葉をかけていいか判らなかった。それから、私はこう返信した。「あの事件を貴方が直に見ていたと知り、今はただ、I'm sorry for that. (お気の毒に、悲しい事ですね の意)と言うのがやっとです。あれを見ていたニューヨークの人々が、家族を失った人たちが、ショックを受け、あるいは怒りに駆られてもなんら不思議はないと想います。だけど、時々、私は虚しくなるのです。私達は憎しみの輪の中を永遠に走らされていて、それを笑って見ているとてつもなく大きな軍事的、政治的な何かがあると、痛感してしまうからです。日本もまた、同じ立場にあります。北朝鮮問題によって、とても大きく黒い政治とマスコミの腐敗が浮き彫りになり、北朝鮮でどれだけクレージーなことが起きているか何年も前から判っていたのに、こんな状態になるまでに到ってしまい、いつ暴走してしまうか判らず、私達も大きな怒りを感じています…とにかく朝鮮問題は日本では扱うのがヘビーすぎてマスコミも私達も政治もチキンすぎたんです。でも今、人々の怒りは頂点に達していると思いますし、色々と行動が起こっています。(ヘビーすぎるのでここまでにしておきますね)。
 とここで話題を変えて、カーンの練習を見に行って勇気と努力と誠実さを学んだことを伝えて結んだ。

その後の先生からの返信には、なかなか嬉しいことが書いてあった。先生もワールドカップでカーンに感動していたらしく、喜んでいた。そして、あなたのメールに私も共感します、安心して、ニューヨークは100年間、世界中から人々が移民してきた街だから、ダテじゃないよ。みんなアメリカの今の政治にウンザリして、少しずつ変えていこう、この国からいいかげん、戦争マニアを追い出そうという動きが高まっている。私も、友達と一緒に、この間、ニューヨークの対イラク反戦集会に参加したよ。すごい数だったよ、3〜4万人も集まったんだ。今、ニューヨークはそんなに寒くなくて、ちょっと今朝、雨が降って、いま晴れたところだよ。デジカメで撮った窓からの風景を送ります、と結んであった。確かにそこには、穏やかな陽射しのニューヨークの風景があった。

この前、私は「ウディアレン映画のようなリベラルで世界から憧れられ、愛されたニューヨークは今はもういない…」と書いたが今ここで訂正する。まともな神経ならやっぱり、どんなことがあっても、どんなに捻じ曲がった報道がなされようとも、人が感じることは同じだったんだ。還暦近い、もろ文系のおとなしい先生が、間違ったことあらば4万人の反戦集会に行ったんだ。わしら若者がくすぶって鬱になってなんとするか。だってどんなことでも克服できる力がなきゃ、真実を追究していく力がきゃ、ダテに人類ここまで続いてないですよね、どんな暗雲も晴れる時が来て、全てはオノレの実力とみんなの努力でいつも通りでもっともっと素晴らしい状態に戻るんだ、そうですよねカーンさん。


■注釈

■とにかく寝耳に水な事件が起きたのでここに書くけど、諸君の愛してくれたハロはSEEDで死んだ!何故だ!」「オマエモナーとか言いやがったからさ…しかもどピンクの悪趣味カラーだし」そしてますます、私の中でネタアニメになりました。

告知します。
このオリバー・カーンさんの直筆サインカード、洪水募金の時になんらかのアクションをした、とか報告してくださった方、こちらにメッセージを頂き、私がそのまま英訳してファンレターとして送った方々に、また、おいらもがんばったぜ!と私にメール頂ければ、スキャンしたカードをメールします。追々、あらためて告知しますがとりあえず。また、2ちゃんスレッドで貴重な募金情報を頂いた方で、名無しを捨ててもいいという方はご一報ください。非常に御礼を言いたいので…メールの宛先はこちら
makimoled@yahoo.co.jp

■ところでカーンさんのさりげない律儀さには感動することばかりだ。なんかボロ負けしちったブレーメン戦の時(2-0)も、どアウェーなのに、試合終了後に観客に敬意を表して手を叩いて観客席を回っていたし、険悪な試合になったらしいレバークーゼン戦でも、きちんと相手の監督に挨拶しに行って和気あいあいとしてる写真が公式サイトに残っている。マジでどっかのお奉行さんがまかり間違って現代のドイツに生まれたかのようだ(って褒めすぎか〜、兄とデスコ行くしかグレ方を知らないイモくさいおっさんでもあるんだけど…)

■ハム太郎
大々的に世界展開するらしいが、小ヒットそこそこくらいで落ち着くと思う。どっちかというと遊戯王とかの方がメリケン受けするな、あの悪趣味さや男女混合オトモダチ連盟(英語でこの状態をギャングという)はアメリカ的だし、何より海馬はアメリカが似合いすぎてるしな…

■ちなみに
この大学教授に私は在学中、エヴァとガンダムを教えてしまった……ちなみに先生はウルトラマンが大好きであり、ウルトラマンが怪獣を宇宙墓場に持って行くところに日本文化の奥の深さを感じるそうだ。

2002/11/20

 仕事が忙しくなってカーズ並に考えるのをやめてたし、なんか脳内引きこもり状態になってたと思ったら…そういえばそろそろ奴だ!奴が来るんだ!
あの赤い奴…クリスマスシーズンだ。バイオリズムつーもんがあるとしたら、私はこの時期バイオリズムどん底になるから嫌いっつーか!(ここの過去日記読んでも、この時期は一気にテンションが下がるか暴走しているかマジで失踪している)
  ボーボボみたいに私の頭がパカっと割れるとしたら「やめてよ!あたしに近づかないで!」と言いながらエリアルレイブを決めつつローグが暴れ回ってそうっつーか何年前のネタだよそれっつーかカプコンのVSシリーズはやっぱ一作目がサイコーだったわけで父さん、そしてなんだかいつの間にやら大暮維人が少年誌で連載なんて世も末ですよ!処女の中学生を輪姦なんてネタを平気であげつらっています!そんなのおかしいですよカテジナさん!ってこんなこと書くだけでエロ検索してるおっきいお兄さん達にひっかかってしまうかもしれなくご期待に添えず申し訳ないってゆーか!おもいっきり今さらですが事件です姉さん、デッドリーレイブのコンボの順番覚えました。(今まで覚える気がしなかった)つーか最近、ゲームやってないんですけどマジで。

というわけで長い旅路からしばし帰って参りました…
なんかBBCのドキュメントで「アルカイダの逆襲」(すげータイトルだなしかし)って番組があったんだが、私の実家のあるシンガポールが実は色々とターゲットに入っていたらしく、連中が下見していたビデオが公開されていたけど、知ってる風景ばかりで流石にキモが冷えた。PCモニタでストリーミングで見ながらテレビも点けてたんだが、その時、食いモンをムダに使ったアホチンなバラエティーをやっていて流石に地上波に愛想が尽きてきた(ってとっくに尽きたようなもんだけど、ワールドカップ関連で。)
 そーいやうちの母がアメリカンクラブに長いこと習い事をしに行っていたんだが、流石にやめたって言ってますた。今は常に自動小銃装備の警備員が警備しているそうです。もともとシンガポールは地理的に世界の中継地点なのでスパイがぞろぞろ集まるらしい。そういえば、日本人学校も戦中、戦前の教師には工作員として働いていた人が結構いたそうだ。あと、私は通っていた塾と同じビルにイスラエル大使館があって、爆破予告だか危険物騒ぎかなんかで、一時期、閉鎖になり、その後、その塾は即行で引っ越した事件があった。思えば「今、そこにある危機」なんてそこかしこに転がっているなあと思える昨今です。
 はっきり言って今の北朝鮮がらみはいつテーブルごしに純ちゃんとキム君の殴り合いが始ってもおかしくない、っつーかコレがアメリカだったらバンカーバスターの一個や二個ぐらいもう北鮮に落ちててもおかしくないです…と思う。しかしこのタイミングはどうだろう?イラク攻撃がいくらなんでも…と眉をひそめはじめた所に「あんたらも俺らの気持ちわかるっしょ?」みたいな北鮮問題。欧米系のメディアはイラク問題ばかりにスポットがあたっているこの温度差はなんなんだろう。
  確かに、かけがえのない家族を失った人たちに「なぜ、アメリカがテロの標的になったか考えろ」「お前らが好き放題やってたからだ!」と言っても「知るかボケェ!そんなことより俺にあの電波野郎を殺させろ!」って言うわな。
  まさに日本が今置かれている立場もそれ。「過去に日本軍がどれだけ好き放題やったと思ってる?謝罪と(略)」と言われても「うっさいボケ!それがいたいけな中学生をさらって人生奪うのと何の関係があるんじゃこのクソが!そんなことより俺らにあのブタキム野郎を殺させろ!」って言うわな。
  結局はそれの積み重ねなワケで。まあいいんじゃない、好きなようにやれば。結局は死に様が違うだけでオイラ達は今、この瞬間も皆が皆、命の奪い合いをしているよ。飽食の影でどこかで食うにコマって人が餓死しているのも現実、電波野郎の下で破滅的な生活を強いられているのも現実、売国行為をして私腹を肥やす人非人がいるのも現実、何万人もの人が自殺すんのも現実。だったら武力行使もまた命の奪い合いの一つの手段にすぎん。もともとがどーぶつなんだからさ。なんかもう、結局いいんじゃな〜い、もう、好きにやれば。ただ、後世に人類の叡智の劣化と鼻で笑われるとしてもいいんじゃな〜い。だってなんだかサルみたいな顔の首脳陣が今の世界には多いし。いいんじゃな〜い。猫になってもいいんじゃな〜い。

というわけで話は変わりますが私はちゃんとバイヤンの試合追ってますぜ。
CL敗退?え、だから何。カーン達自身が「これでブンデスに集中できる!」って言い聞かせて自分達にゲキ入れてるんだもん。前向いてるあのにーちゃん達は地味ながら立派だな〜。私だって好きなチームが負けるのは悔しい。でもあの時思ったんだ。負けて一番死ぬ程悔しいのは選手なんだってさ。だって例えば、よく見てるとカーンは練習で絶対にファンブルしない。(ちっとでもミスるとゼップじいさんがうるさいし)それがケガだろうが何だろうが毎日毎日もう、それこそ武道の型のように染み付いた動きが一番大事な時にできなかったらどうだろう?想像するだけで辛いな。今ならあの時「自分のミスだ。最優秀選手とかヤシン賞とか何の慰めにもならない」と言ったカーンの気持ちというものが少しだけ判るような気がする。…しかし、不器用だからこそ負けた時の悔しさがこっちにまでダイレクトに伝わるから辛いんだなー、葛藤するカーンを見るのは。いいよ、もう存分にデスコで踊ってゴルフしなよ?ね?って言いたいのも山々ですけど、ちょっと笑ったな。ドイツ人てどこまでも少しイモくさいのがなんともかわいいな。

んで、最近の試合で感動したのはボロボロのていたらくで迎えたドルトムント戦。なんかバイヤン首脳陣が厳しい目で試合を見に来ていて、ここで負けたらヒッツ監督の進退問題に大きく関わっていたらしい。(何しろ、ここで負けると二位のドルトムントに首位がひっくり返される)私は公式ウェブのラジオ実況と怪しいある国からのストリーミングで固唾を飲んで見ていたが、いきなり前半でバイヤン失点。ところがドル側のラフプレーでドルの采配がずるずると自滅モードに。(まず、ラフプレーで黄色もらったDedeを二枚目を恐れて交代させた所から采配が狂いはじめる)ついにはフィールド上でレッドで退場者が出てしまう。そして後半、気を取り直したバイヤンが逆転!そしてなんと、審判に二回とも不平を言ったため、ドルの有名キーパー、レーマンが黄色二枚のレッドで退場!私はナマで初めてみた…フィールド上のプレーヤーがキーパーの代役勤める姿。ホントにその場でキーパー衣装に着替えるんだなあ。そんなわけで必死に守るしかなくなったドルに2-1の逆転勝ち。その時のラジオ実況が感動した。「今までのヒッツ監督の危機問題はドコに行ったのでしょう?ああ、サポーターがヒッツ監督を讃える歌を歌っています!すべては今、いつも通りの状態に戻ったんです!!(Everything is back to normal!)」ちなみに、過去10年、バイヤンのホームで強豪ドルトムントは勝っておらず、そのジンクスは今年も破られなかったわけだ。あ〜、ホームの力ってすっげ〜なぁ…と思った瞬間だった。また一つ、勉強いたしたでごわす!やっぱりホームぢからというものは確実に存在しチームの危機を救う!と。それにしても逆転ゴール決めた時のヒッツ監督とヘンケコーチとあともう一人のおっちゃん(私が見学行った時は「おやおや」と手馴れた手つきででちびっこにサインしてたハゲのかわいい小太りのおっさん)が三人でめっさ嬉しそうに抱き合った姿は微笑ましかったなあ。
 とにかくどう見ても、それまで不運続きで、なんだか他人事かもしれないけど神社でお守りでも買ってファンレターと一緒に送ってしまおうかなんて思ったこともあったけど、そんなもんやらないでおいてよかった。だっていつでも色んな苦境を自力で突破できる力があるんだから、それがプロである証でもあるんだから。運?だから何。いい運はどんどん使え!悪い運は吹き飛ばさんかゴルァァ!って感じだな。
 ところで、ウェブラジオ実況でカーンがDFにいつも通り吼えてる時に「何をカーンはおこってるんでしょう?DFに問題があるようには見えませんが!」とすかさずツッコんでるのは笑ったっす。それにしても"Everything is back to normal!"は心に染みた名実況だった。こっちも励まされたよ。その後もエッフェ兄貴のいるヴォルフスブルグに勝ったし。試合後にエッフェと握手するカーンってのはイイ写真だったなあ。しかしながら、またしてもバイヤンの若頭・サリハミジッチがケガしちまった…あっちもこっちもケガば〜かり〜と。でもまた苦境を抜け出せるよね?

話は変わりますが今週のジャンプ51号

・2ちゃん少年漫画板で数々の名スレを生んだガッデム漫画ことソードブレーカーが大方の予想通り、つきぬけて打ち切られましたが、なかなかキレイにまとまってて良かった。まあラスボスが一コマで葬られたのは相変わらず笑わしてくれる!と思ったがオーソドックスだけど照れくさくてしなくなった手法を剛速球で投げて来て結構ムリヤリにでも感動してしまったってゆーか!!っておはようからおやすみまでガッデム…いや全てオーソドックスで突き抜けた中にイタさも面白さもあったってゆーか!それにしてもファンタジーの悪役なのにドキュン喋りな所がカワイイな。「そーだよ!」の「−」を多様するところとか。

・格闘漫画どっちの料理ショー
である「ウルトラレッド」と「AON」でありますが。
早くも打ち切りの臭いが漂うAONですが(マスクとれかかってるし…)かといってウルトラレッドに軍配が上がった訳でもなく共倒れくさい。AONは打ち切りドランカー症状が酷く連載一回目からして打ち切りになることを前提に話作りに入っている点がかなりマイナスだったし、ウルトラレッドは明らかに持たされたテーマに作者のモチベーションが上がっていないように見受けられる。格闘っつーよりアレじゃ虐待で、格闘漫画の良さである拳のぶつかり合いから昇華されていくキャラ同士の魂のぶつかり合いに至る男の子的爽快感の微塵もなく、ただ虐待まがいの暴力に終始しそれをとりあえず終結させる暴力しか描き切れておらず、はっきり言って男のロマンというもののセンスがカケラも感じられない。女の私でさえこう思ってしまうほど鈴木央は女の子脳に侵されていると思う。女の子の描写はそこらへんの少女漫画家よりイイ線(というか古き良き時代の)行っているのでミスキャスト以外の何者でもないけど、そろそろ指摘するべきなのです、鈴木氏はキャラ立ちに頼りすぎるあまりキャラ立ちに失敗するとすなわち作品の死であるとッ!タブー中のタブーかもしれませんが、ライパク時代から「キャラはかわいいけどゴルフはどーでもいい」ではありませんでしたか?今の状況は「キャラも話もどーでもいい」である。確かにマーケット的にジャンプに格闘漫画が欠乏しているのは事実だけど、どちらも空回りかなぁと。まあ雑誌が流行りモン追っかけるとロクな結果を招かないってのもよくある話だからね〜いいんじゃな〜い猫になってもいいんじゃな〜い。(まだ引っ張るか)

・テニスの王子様
はっきり言ってジャンプの表紙はどこのボーイズ系雑誌かと問いただしたくなるが話は笑った。
なんつーか全てがボケのまま進行していくよなこの漫画って。

・ナルト
またしても主人公ナルトいいとこなし!持ち芸を今日も発動中です!

・いちご
その年で惚れた女全員にプレゼントしようとする気概は不景気を飛ばすカギになりそう。
というか惚れているかどうかさえ判ってないのにプレゼントだけは全員分考えるその
意気が今後の景気を考えるきっかけになりそうですね。

・シャーマンキング
強引だな……まあ魂の世界があるという前提のファンタジーだからなあ。実際、死んだら何にもなんないんだよな〜…朝起きて会社来て、仕事しよーっと思ったらジャンボ機が突っ込んで来るご時世だからな…まあガンダム好きは禅問答を自分のキャラ使ってやってみたいというのだけは激しく気持ちが判るのであえて深くは考えたりせんが。

・ジョジョ
ここに来てアナスイのモノローグが多いことにイヤな予感がしたりする…
花京院とかの時も………
…は、はいっ!ぼ、ぼくの、よかんは、45ぱーせんとくらい、ですッ!
まあアナスイおもろいからこのまま頑張ってほしいけど。

というわけでこんな感じな昨今です。明日のアル戦がなんだかんだで楽しみです。

 

■注釈

■クリスマスブルー
一人暮らしが長いとやさぐれる期間。多分また今年も勝手に改蔵あたりがそのあたりを詳しく解析してくれた挙句「サンデー読者の八割はさんまの不幸サンタを見てクリスマスを過ごす」としめくくってくれそうだが。

■デッドリーレイブ
ギースの超必殺技。使いキャラでなければあんま覚える気がしないコンボ。コマンド入力632146後弱P弱K弱P弱K中P中K強P強K214強P(カプエス版)っつーかなんか時々、思い出したようにカプエスやってダークネスイリュージョンとデッドリーレイブを決めまくるのがちょっとしたストレス解消法だったりするんだよ最近。

■アルカイダの逆襲
そういえばなんで日本人も犠牲になったのに日本のマスコミはバリのテロを取り上げないんだ?経済的にもインドネシアがヤバイことになったらヤバイっしょ…アメリカの手にかかればインドネシアを悪の枢軸に入れてしまって戦場にすることくらい朝メシ前なんだぜ?(すでにそんな動きあるし)実際は日本人にどこか似てる呑気で温厚な人達の国なんだけど、昔から共産対資本の対立の場に利用されて来た歴史もある

■大暮維人
何度も言うが話はともかく絵はキャッチーな漫画家。エロマンガ出身のため少年誌でもエロ描写に容赦なさそうです。

■UEFAチャンピオンズリーグ
ヨーロッパサッカークラブの頂上決戦。ヨーロッパなどサッカーのさかんな国ではとても盛り上がる。(キャプ翼風)

■カーンがグレた
ケガの療養中なのにゴルフに行って両親と食事して実の兄と地元のデスコ(笑)で徹夜で遊んで遅刻して監督に怒られて100万円超の罰金。カーンが欠場した試合でキーパーのステファン君がミスったりクフォーがとんでもないミスをしたりして勝てる試合を同点にしてしまったふがいない試合の直後で、カーンぶちきれたようです。それにしてもイモくさいグレ方だこと…せめて美女とでも行ってくれよ、実の兄貴とデスコて。というか踊ってるの想像すると激しく笑える。でも、キャプテン代理でDFがふがいなくても点を入れ続けたエルバーの苦労を思うと反省してほしーなって反省してるみたいだけど。

■そういえば
ガンダムSEEDがマクロスをパクった時点でネタアニメに昇華しますた、私の中で。

■ところで
ヒートガイジェイ(TBSで火曜深夜やってるハードボイルド系スチームパンクオヤジロボ大活躍アニメ)、結構よかたい。ごっついオヤジロボのジェイかっこいいな〜「男というものは…」って言い回しがたまらなくカワイイぞ。

■エッフェ
元バイヤンの鬼将軍とか中指とか色々とキャラの濃いぃお人。彼の移籍を嘆くバイヤンファンが多い人気者。彼を見てるといつかはカーンもバイヤンから離れてしまうんかなーと思うと複雑だ