MINOVSKI AVENUE
ぐずDRIVE

 

Note
■ブンデスの試合は8月-翌年5月まで毎週土ー日曜日です。まれに2003年開幕戦のように、金曜日の夜ってことも。公式日程はブンデスリーガ公式サイト(www.bundesliga.de)に載っています。

■どのリーグ戦でもそうですが、相手チームの動向も気になるところ!上記ブンデス公式サイトや各チーム公式サイトのTableのところに点取り表が載っています。

 

魁!バイエルンミュンヘン 
2003-2004 試合レビュー

なんとなく試合結果を保存したくてはじめてみました

第2節 8/9 15:15(ドイツ時間)=日本時間 PM22:15(サマータイム)

Gegen
Hannover 96

Hannover 96 FC Bayern

Gerhard Tremmel
Steve Cherundolo
Kostas Konstantinidis
Vinicius
Julian de Guzman (黄)
Altin Lala
Nebojsa Krupnikovic (黄)
Jan Simak
Jiri Stajner
Thomas Christiansen
Mohammadou Idrissou (赤)

Oliver Kahn
Hasan Salihamidzic
Robert Kovac →→→
Thomas Linke
Tobias Rau →
Sebastian Deisler →→
Michael Ballack
Owen Hargreaves
Z.Roberto
Giovane Elber (黄)
Claudio Pizarro
交代
Danijel Stefulj
Christoph Dabrowski
Thomas Brdaric
交代
Bastian Schweinsteiger ←←
Jens Jeremies ←←←
Willy Sagnol ←

ゴール:
Nebojsa Krupnikovic
Jiri Stajner
Thomas Christiansen

ゴール:
Michael Ballack
Owen Hargreaves
Claudio Pizarro

ばしょ:96のホーム

試合結果 3-3 (ポイント各1)

バイヤン累計得失点 +4 累計獲得ポイント 4

-ひとくちメモ-
今週の相手はHannover96。コイツが食えない人たちなんだな!去年か数年前に昇格したてのチームなんだけどとにかく勢いがあるチーム。チームの要はボビッチ、Jiri Stajner、Mohammadou Idrissouなど。こいつら暴風三人組が要注意。前半の瞬発力と決定力はかなりスゴイ。前半にバンバン決められてあとは相手が追いつけないままずるずる勝ちをモノにする戦法。バイヤンも去年のシーズンで勝てずに引分にするのがやっと。別にバイヤン殺しというわけでないが、まあとにかく元気いっぱいなチームである。ちなみにシュレーダー首相の地元のチームなのでシュレーダー首相が時々応援に来る。(そんな時に限って負けたりする、流石は雰囲気読まないドイツ!)

■あ〜、今回は定刻通りの時間帯で、しかもサマータイムだったの忘れてた〜!(サマータイムは一時間早める)もうはじまってんじゃん!しかも2点も入れられてるー!だーもーだからこのチームこそ油断ならない相手だってのにーもー。しかもハノーファーのホームだし、ハノーファーはノリノリのようだ。

■バラックが30m先からゴル決め。去年はケガと風邪とイエローカード(これはいつも)に泣いたバラックが復活だ〜!

■バラックがゴル決めるもまた決められる。ハノーファーが珍しく雰囲気読んでホームでノリノリである。なんつーかさ、憎めないんだよねハノーファーって。だってこんな面白い人たちだぜ?これ去年のハノーファー戦の写真だけど。ちなみにハゲのおっさんはJiri Stajner。どう見てもズームイン朝でテレビカメラの前ではしゃぐ酔っ払いオジサンにしか見えませんが大したストライカーです。

かーちゃん見てるー!?
カーンさんからゴル決めたよー

カーン:(……おのれハゲめ!この屈辱忘れんぞ!)

 

■しかしこういう台風の眼チーム相手に守備隊隊長的リザラズさんを欠いているのはツラい。大体の守備隊構成ってこれだし

さりはみ(ぼらんち?)
くふぉー/コバチ りざらず りんけ
かーん

なんつーかリサラズさんがいないと守備がピシっとしないというか〜ちなみにリザラズって井上雄彦の漫画に出そうなサムライ顔のフランス人なんだ。練習場でみたけど私服でもガラわるそ〜でワラタすよ。リザラズ隊長ー早く帰ってきてけれ

■さてそうこう言ってるうちにまたペルーから来た渡り鳥ピサロが決めた〜〜!!後半開始4分のはやわざです。ピサローやっぱあなたすげー。最後まで諦めないのがバイヤン、そこが好きさ。大人げないところもね。

■エウバーがゴルを決めて同点か??と思ったところでこれがオフサイドだとー!スローで見るとオフサイドかどうか微妙らしく、エウバー抗議でイエロー。気にするな次次!ここでイヤなムードつくったら取れるもんも取れないってばー

■予想されうる自体とはいえ、ここで負けてポイント0とは厳しいな…と思ったところでハノーファーの攻撃の要、Idrissouがリンケにラフプレーでレッドカード退場ー!!チャンスよチャンス!とか言ってたらなんとロスタイムでハーグリーブスが決めた〜〜〜〜!!!こういうのむっちゃウレシイっすよっつーかまたオイシイところ持っていっちゃって世渡り上手なハーグリーブスくんなのでした。まったくもーこのこはやってくれるよ!!

総括:いやー強豪だけど大人げなくて諦めないバイヤンが戻ってきましたータカハラにロスタイムでゴル決められたあとに日本はドーハの悲劇からロスタイムでアグレッシブになるってカーンへのファンレターに書いたことあるんだけど、うわー見せてくれたわーバイヤンの不屈魂!!!

-今後の予想展開-
今節は、ほとんどが同点試合が多くポイントは横並びに。ここで二勝しているレバークーゼンがトップに踊り出ています。その後の対戦カードを見ていくと、レバーがこれから全勝していく可能性は充分にある。そうなると、追いつくにはバイヤンも全勝して直接対決でレバークーゼンを倒すしかないだろう。そうなったら…おもしろいね!!もっともこれから一個も負けられないのは事実かな?負けを覚悟する算段に入れておくのは対ブレーメンもしくはドルトムント戦。これ以外一個も負けてられない(というか負けたら恥ずかしい)というのはカナリ大変だよね。いっつも大変だけどね、どこのサカーチームもね。3-4-3とか3-1(ボラ)-4-2とかで攻めの体制でディフェンス人数を少なくしてなおかつ鉄壁の守りを固めるにはディフェンスの質及びコントロールを確実にこなさなきゃならないってことかな〜いつまでもリザラズ隊長がいないんだもんクスンなんて泣き言も言ってられないよね〜とにかく大変なんだな。お疲れ様です!!つーか何この写真↓(オフィシャルページの記事より)ヒッツ監督泣かしちゃダメだよ〜!

実家に帰らせていただくわ

参考:FCB Liveticker
http://www.fcbayern.t-online.de/inc/liveticker_ausgabe/liveticker_20030809_1060384177_content.htme

補足:HSVのタカハラくんがゴル決めました。(試合結果は同点)リアルタイムで知ってしばらくしてからTBSのスーパーサッカーが放送終了間際に報道。ラキーだったねスーパーサカー、そしておめでとうスシボン。

 

第1節 8/1 20:15(ドイツ時間)=日本時間 AM03:15

8/1開幕戦

Gegen(ドイツ語で対(against)のこと)
Eintracht Frankfurt

スタメン(バイエルン)
Oliver Kahn
Tobias Rau
Thomas Linke
Robert Kovac
Hasan Salihamidzic →→
Z・Roberto →
Owen Hargreaves →→→
Michael Ballack
Sebastian Deisler
Claudio Pizarro
Giovane Elber

交代
Willy Sagnol ←←
Jens Jeremies ←←←
Mehmet Scholl ←

Gelbe Karte(イエロー):Owen Hargreaves

ゴル(Toor):Z・Roberto, Hasan Salihamidzic, Claudio Pizarro


試合メモ:

■いよいよ開幕。先がけて8/1のドイツ時間20:00くらいからキックオフ。これだと日本時間は夜中の三時なんでカンベンしてほしーけどゴールデンタイムだから収益を見込めるのかね。ちなみに今回の観客動員数63000人だそうで。まじかよー?つーかブンデスってどの試合もホントに観客動員多い。まあ多少はゲタはかせてるかもしれないけど、ライブ重視で好感が持てます。チケット安いし。

■対戦相手は二部から昇格して来たフランクフルト。カーン御大将曰く「フランクフルトは油断なら(以下略)なぜなら二部から昇格したチームは失うものは何もない。転じて我々が負ければ大きなプレッシャーを背負うことになる。振り返れば数年前Mグラードバッハに(以下略説教)」とにかくヤ(殺)る気満々のようです。

■なぜかフランクフルトに車ドゥリ君がいまつ。前のアルメニアビールフェルトが降格になったもんだから今期昇格チームに乗り換えって節操ないぞ車ドゥリ君!!

■ドイツサッカー界の若手ホープ、Tobias Lauが今期からバイエルン参戦。

■クフォーが腰の痛みで欠場。替わりにサリハミジッチのポジションがかなり後ろなのかな?サリハミさん、ケガ復帰おめでとう。

■…開始26分にしてもう2-0なんですけど。今期ブンデスリーガ初得点はZ・ロベルト。今日のロベルトはブイブイいわしてるっぽい。おめでとんロベルト。

■バイヤン若頭サリハミさんが復帰後ゴル決め。アシストはダイスラー。ケガ復帰コンビが結成された様子。

■三点目はペルーから来た流れ星クラウディオ・ピサロが決める。アシストは若手ホープのラウ。流石は堅実経営青田買いのプロ・バイエルン(=ケチともいう)、青田買い成功のようです。

■「そう何度も決められてたまるかー!!」と言ったかどうかは知らないが68分にフランクフルトが一点ゴール。(得点:Ervin Skela )カウンター+フリーキック死角。カーンは勝ってるのにブスっとしてるんだろーな(いつもか)。

■ちなみに車ドゥリ君さげられますた。

■後半に入ると、余裕のある試合の時のいつものパターンなのだが、ヒッツ監督が攻撃布陣を何パターンも試してるっぽい。「く、くそうなめやがってー!!」(フランクフルト心の叫び)

■ちなみに豪華中盤メンバーに囲まれてハーグリーブスが所在なさげです。イエローもらってるし。しかしハーグリーブスって結構世渡り上手なんだよな、カワイイ顔して…

Z・Roberto (今日の俺は絶好調)
Owen Hargreaves ←ココ
Michael Ballack (俺様が新皇帝)
Sebastian Deisler(帰って来た期待の新星)

■終盤、カーンの怒号がこだましたようだ。油断するな(以下略)ということだろう。やあ、お元気そうで何より。

■試合終了、開幕白星スタートでめでたしでした。まあこの実力差でホームで負けたら切腹モノですから。伝統的な強豪ってそこが大変ですね。また熱い一年のはじまりだー!

■まとめ
攻撃布陣は
1)ダイスラー、ピサロ組
2)Z・ロベルト、サリハミジッチ組
がアタリ

今回は
エウベル、バラック組が不発気味(ほとんど運の差)

つーかこれだけ豪華な布陣じゃもうオール攻めでガンガン行ってるってカンジでしょう。で、カウンターくらって失点したのが今後の課題っつーかガチガチに守りつつガンガン攻めるワガママな戦法のようだ。正にチャンピオンズリーグの雪辱を晴らす為の布陣か。デポルからマケーイも来るし、今年は「ガンガンいこうぜ」でしょうか。でも時々は「いのちだいじに」。
ちなみにマケーイ(デポルの時)はバイエルンのホームで去年のCLにおいてハットトリックを決めた、雰囲気読まない男なのでバイヤンにもすぐなじめそうだ。つーかバイヤン、転んでもタダじゃ起きないっすな…しかしバイヤンは夏市場のお買い上げの高いお買い物がマケーイで青田買いがラウなわけで、堅実(ケチ)なわけで、大久保君の青田買い計画がペンディングになったわけで。そのせいでワタシのカーン来日の際の某テレビ番組のインタビュー企画の同時通訳(英)ボランティアがポシャったわけで!そ、それはさておき、まあこのほうがバイヤンはいいと思うですよ。バイヤンはドイツ代表選手を強化する役目があると思うし(皇帝がいるしなー)、でも阿部君と大久保君は是非バイヤンと言わずともドイツ行ってほしー。FCケルン(ヤギのマークのところ、通称GOATS。)なんかどうだ?元気あるよ。ちなみにケルンには今期から移籍してしまったカーンさんの愛弟子のベッセルズ君がいます。応援よろすく。

総括:なんにせよいつもの大人気ないバイエルンが戻ってきますた。ガンガンいこうぜ。

参考:FCB 公式サイトLive Ticker
http://www.fcbayern.t-online.de/inc/liveticker_ausgabe/liveticker_20030801_1059693196_content.htme

英語で見るには上記URLをwww.altavista.com→Translateに行ってコピペして「German to English」を選択。